洗い張り

着物を解いて反物の状態に戻して洗い、布のりを引き、湯のしや伸子張りで反物の幅を整えることを洗い張りといいます。

水洗いして汚れとのりを落とし、新たに布のりを引くことで風合いを取り戻し、生地を蘇らせることができます。仕上がりは反物の状態のため、着物にするためには仕立てを行う必要があります。洗い張りをすることで反物の筋が消えるため、仕立て直すことができます。

また、仕立て直す際に、寸法を変えたり、古くなった裏地を変えたり、八掛の色を変えて着物の雰囲気を変えたりすることもできます。


洗い張りの工程

着物チェック→解きます→端縫い→洗います→乾かす→つなぎ直す→伸子張り→のり入れ→乾かす→湯のし→仕上げ

【料金の目安】

表のみ解き・端縫い 7,150円
黒留袖(比翼付) 17,160円
色留袖(比翼付) 17,160円
振 袖 13,200円
袷着物 12,100円
単衣着物 12,100円
羽織・コート 12,100円
長襦袢 6,820円
裏地類(胴裏・八掛など) 2,750円
袋 帯 6,600円
名古屋帯 6,600円