きもののたたみ方
着用後は着物ハンガーにかけて1週間ほど室内で陰干しをし、風を通します。衿、袖口、裾に汚れがあれば、シミ抜き・丸洗いをしましょう。
【 振袖 】
① 裾を右側にして振袖を広げ、下前(手前側)を脇縫い線で内側に折ります。
衿を内側に折り、衽付け線に沿って下前を手前に折り返します。
② 上前の衿、衽、裾を下前に合わせるように折り重ねます。
③ 背中心にそって上前の手前に折り、脇縫い線と袖を手前に合わせます。上前の袖を袖付けで折り返し、身頃の上に重ねます。
④ 下前の袖も同様に身頃の下に折り込みます。
⑤ たとう紙のサイズに合わせて、裾を持って丈を二つ折りにし、シワを伸ばしてたとう紙に収めます。
【 長襦袢 】
① 裾を右側にして広げます。下前の脇縫い線を背中心に向けて内側に折り、袖を手前に折り返します。
② 上前も脇縫い線を背中心に向けて内側に折り、袖を奥側に折り返します。
③ 丈を二つ折りにし、たとう紙に収めます。
【 袋帯 】
① 中心に真綿や和紙を棒状にしたものを置き、シワを伸ばしながら柄が表になる様ににして二つ折りにします。
② ①の中心に棒状のものを置いてさらに半分に折り、またその中心に棒状のものを置きます。
③ たれ先が上になるようにし、棒状もものを中心にして再び二つ折りにしてたとう紙に収納します。(棒は全部で3本あるといいです)